堀川を清流に
  名古屋堀川
  ライオンズクラブ


         活動の記録


 ACT−0206

            
  
第15回堀川エコロボットコンテストが開催されました。

   
   日時  令和元年8月25(日) 8時45分〜13時30分

   会場  納屋橋周辺

   主催  名古屋堀川ライオンズクラブ+名古屋工業大学

    
          ⇒活動報告書はこちら



令和年8月25日(日) 第15回堀川エコロボットコンテストが開催されました。

詳細は後日ご紹介予定ですが、とりあえず速報ベースで新聞記事、写真などをご紹介します。

中日新聞  令和元年(2019)8月26日(月) 朝刊より



テレビ画面より








開会式の様子です。

今回、参加者全員に配られた参加記念メダルの表と裏。

熱中症対策として参加者に配布された飲料水と野菜。
十六茶は、アサヒ飲料さんに、名古屋の名水は名古屋市上下水道局さんに
ご協賛いただきました。


当日のプログラムを立て看板にして会場に掲示しました。




コンテストでは、各チームが審査員の前で、それぞれのチームが
工夫した点、苦労した点、アピールポイントなどをプレゼンしました。


名古屋工業大学の先生方が、一つ一つのロボットをきっちり審査し
今年は各チームごとにヒアリングやアドバイスもしていただきました。


エントリーNo.601 愛知県立総合工科高等学校 応用科学科チーム
 
  ロボット名 ASKC-R01     浄化アイデア賞

  コーヒーかすや紅茶かすで水中の汚れを吸着ろ過するロボット。
  事前の実験・検証データをしっかりそろえてプレゼン、高い評価を得ました。



水質浄化への工夫が大変高く評価され、名古屋工業大学学長賞と
名古屋工業大学水質浄化賞をダブル受賞しました。






エントリーNo.602  愛知県立名南工業高等学校
             化学工業科 課題研究班チーム

 ロボット名 進め!! モカモカ    浄化チャレンジ賞

 カモの形のデザインから、モカモカとネーミング。

 自走型ロボットによって、川の濁った中層の水を吸い上げ、陸上に設置
 してある中型のろ過装置に送って、大容量かつ効率的に浄化するロボット。


陸上のろ過装置は、上段は大きな石と綿で大型の不純物を取り除く。
中段は、炭や貝殻により、微細な不純物を除去、召集。
下段は浄化した水を川へ送り出します。

愛知県知事賞を受賞。






エントリーNo.603  愛知県立小牧工業高等学校
             Love Chemical チーム

 ロボット名  小牧魚       エコ努力賞

 ペットボトルでろ過をする舟形のロボット。 けん引すると水車が回転し
 水車に取り付けられた箱でペットボトルまでくみ上げる。
 ペットボトルの中身の小石や砂利でろ過をする。



 ホームセンターや100円均一で売っているもの、身の回りにあるものを使い
 なるべくコストがかからないように努力した。


瀬戸信用金庫理事長賞を受賞。






エントリーNo.604  愛知県立岡崎工業高高等学校
             Love Chemical チーム

 ロボット名  岡崎城107号     浄化アイデア賞

 粉末活性炭で、水中のカビ臭やトリハロメタン前駆物質を取り除き
 浄化水の溶存酸素を高めて川に返すロボット。


地元岡崎城をデザインし、そこに浄化の構造を組み込むことに苦労しました。

国土交通省中部地方整備局長賞を受賞。






エントリーNo.605  愛知県立起工業高等学校
             起代表 i love 堀川 チーム

 ロボット名  さいきょーねっしー   キューティーロボット賞

 水上でろ過するネッシー型ロボット。
 先輩の意志とロボットを受け継ぎ、新たに「さいきょーねっしー」として
 生まれ変わりました。 以前よりかわいく進化しました。


首の角度の調整や、ろ過装置の取り付けスペースの確保に
とても悩み、みんなで意見を交換しながら作成しました。


中部圏社会経済研究所 代表理事賞を受賞





エントリーNo.606  愛知県立小牧工業高等学校
             Love chemicalチーム

 ロボット名  ホリッシー    浄化アイデア賞

  ネッシーをモチーフにしたロボット。ネッシーのような外見にするのに苦労した。
  ホリッシーは、後ろから水を取り入れ、体の中にあるろ過装置で水をろ過して
  その水を口から出し、DO(溶存酸素)を増やし、水をきれいにするロボット。



最初は、DOを増やすシステムだけにいていましたが、ろ過装置を組み込む
ことによって、二段階で水をきれいにするシステムを作るようにしました。


愛知県教育委員会賞を受賞。


エントリーNo.607  愛知県立一宮工業高等学校
             G・TAKASHIチーム

 ロボット名  魔法の絨毯    ユーモアパフォーマンス賞


 筏の中に人が乗れるように浮力を計算し、ろ過装置は砂や砂利を使って
 作りました。

 魔法の絨毯を作ろうとしていたが、デザインを皆にわかりやすく面白いものに
と思ってつくってたら、戦車になってしまいました。


筏につかっている材料は、できるだけ学校の廃材を利用。
筏の底の部分の真ん中を船のように高くして、より安定するように
しました。


名古屋市上下水道局長 特別賞


エントリーNo.608  愛知県立半田工業高等学校電気科チーム
             
 ロボット名  浄化よしひで丸    ユーモアデザイン賞

 新元号「令和」をモチーフに、リアリティを求めつつも可愛く親しみやすい
 作品にしました。

 私たちは、苦労して製作した船に乗り、堀川を人力で自走します。
 まるでカヌーが清流を渡るように軽やかに、そんな姿を見てもらい
 堀川が清流になった時のイメージをもってもらい、今後の堀川浄化に
 つなげてもらいたいと思いました。


船の後ろにはアヒルさんに乗ったよしひで君も軽やかに楽しそうに
堀川をわたります。よしひで君の服の下の方からは、きれいになった
水もでてきています。


この日、デザインが一番受けた作品でした。


愛知県高等学校校長会会長賞を受賞。


エントリーNo.609  愛知県立豊橋工業高等学校機械科チーム
             
 ロボット名  水上のお食事処 永田屋    ユーモアデザイン賞


 水を吸い上げて、ろ過装置で水をきれいにして堀川に戻します。
 
豊橋名産のカレーうどんで、どれだけリアリティを出せるか、
みんなで考えました。


ライオンズクラブ334−A地区ガバナー賞を受賞

エントリーNo.610 名城大学高等学校 
             向井純太君とゆかいな仲間たちチーム
             
 ロボット名  マジカルキュー低下るロボット    アイデア賞

 水中の酸素濃度を高めるロボット。
 水のろ過装置と水面のごみ取りに苦労しました。


名古屋市長賞を受賞。






エントリーNo.611  愛知県立半田工業高等学校 電子機械科
              3年1組 野嵜班チーム

ロボット名  K-23号    元気に走ったで賞

 蒸気機関車をモデルにして外観を製作。
 動力にモーターを使用して、水上を走る蒸気機関車をイメージしました

 ポンプを利用した浄化装置です。

 
蒸気機関車の外観は、軽く加工しやすい断熱材(スタイロフォーム)を
使用しました。

自走させるためにモーターとスクリューを使用し、川の水を浄化装置で
浄化、側面から排出して川に戻しています。




このチームは、事前に実験、検証したデータをパネルにしてプレゼン、
水質浄化の観点から高い評価を得ました。

  中部経済連合会会長賞と、名古屋工業大学ロボット技術賞をダブル受賞。


エントリーNo.612   享栄高等学校 情報技術同好会チーム

 ロボット名  かめたん参式     リアルデザイン賞


 川の水をくみ上げ、高く噴射させることにより、川に落ちた際
 酸素を取り込み、バクテリアの活性化を目的としたカメ型ロボット。



技術面では、はんだごてを用いてプラスチックを溶かし、手足を作成
するところに苦労しました。

私たちの部活動では、「一致団結」というスローガンのもと、仲間で
助け合いながらエコロボットを作成しました。


材料が安価なので、今回は1機ですが、大量生産が可能となっているので
大きな効果を期待することができます。


 名古屋商工会議所 会頭賞を受賞。






エントリーNo.613   愛知産業大学工業高等学校
               自然科学部&美術部チーム

 ロボット名  パラボくん1号     フロンティア賞


夏場の日光を、ソーラークッカーの応用で熱を集め、堀川の水で冷却を
行うことができる、ベルチェ素子の温度差発電を利用したロボット。


熱を集める装置は、ソーラークッカーの応用のため、災害時には
調理器具としての応用ができるようにしたい。






自分たちにとって新しい技術へのチャレンジで、現在、発電量は
微量であり、大きな動力を得ることができませんでしたが、浄化装置を
動かす電力を得るロボットにしていきたいです。


  名古屋港管理組合特別賞を受賞。


エントリーNo.614   愛知工業大学 名電高等学校
              エレクトロニクス研究会チーム

 ロボット名  清水君No.12号     浄化アイデア賞


電気で水を分解して浄化する、陸上据え置き型浄化ロボット。





事前に金魚を飼っていた水で、浄化効果をみせてくれました。


名古屋市教育委員会賞を受賞。




エントリーNo.615    岐阜県立恵那農業高等学校チーム

 ロボット名  空心循環君     浄化賞

空芯菜を堀川の水上に浮かべて、水中から窒素、リンなどの汚れのもとに
なる物質を吸い上げて浄化させるエコロボット。

 名古屋堀川ライオンズクラブ会長賞を受賞。

お昼休みには、愛知県総合工科高等学校のみなさんによる
科学実験ショーが行われました。


午後は表彰式。
受賞したチームそれぞれに、表彰状が授与されました。

この写真の授与者は、名古屋工業大学の鵜飼学長です。


最後に、名古屋工業大学ものづくりテクノセンター長の
北村教授から講評をいただきました。



片づけや掃除も終えて、記念撮影した名古屋堀川ライオンズクラブのメンバー。








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