2006年1月16日(月)、名古屋堀川ライオンズクラブ 堀川1000人調査隊事務局は
10月から12月にかけて市民で結成した「堀川1000人調査隊2005」の規定プログラムの
調査結果(速報)を発表しました。
この調査隊は10月に、一般市民、大学、企業などから108隊、730名が参加して
主に上流の猿投橋から中流の納屋橋までの区間で、名古屋市の堀川浄化実験の
効果を、市民の視線で定点観測しました。
発表の概要は次のとおりです。
猿投橋〜納屋橋までの広い区域で浄化実験による透明度の改善などの効果が
確認された。
特に名城下水処理場の凝集剤投入実験では、わずか1ヶ月で市民の視線でも
確認できるほどの透視度改善効果がみられ、長期間にわたって実施すれば、
相当堀川の水がきれいになると期待された。
調査終了後実施した隊長アンケートにおいても、こうした市民活動の継続的な
実施が必要との声が多く寄せられ、ほとんどの隊長が、今後もこうした活動があれば
参加したいと答えるなど、市民の意識向上にも大きな効果があった。
また参加した調査隊が猿投橋付近で調査実施中に「オオサンショウウオ」を発見、
ビデオ撮影に成功し、全国ニュースで報道されるなど話題も豊富で、一般市民への
PR効果もあった。
また、この日、松原武久名古屋市長は、定例記者会見で、名古屋市が行った
調査結果についても発表、市民の調査隊活動についても「堀川をきれいにしようとする
ネットワークが広がっている」と評価されました。
この発表内容は、下記でご覧いただくことができます。
「市民の視線による堀川浄化実験の検証と評価」
「隊長アンケートの結果」
名古屋市の調査結果
なお、今回の調査活動の成果発表会は、3月下旬に開催するよう準備中です。
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