堀川を清流に
  名古屋堀川
  ライオンズクラブ


         活動の記録


 ACT−0063
 
            
   堀川1000人調査隊2005が、名城下水処理場付近で
   一斉調査を行いました。

   
     
       とき   2005年11月19日(土)
             ところ  名古屋市北区 名城下水処理場



 2005年11月19日(土)、堀川1000人調査隊2005の皆さんが、名古屋市北区にある
名城下水処理場付近で一斉調査を行いました。

 名城下水処理場からは、下水の処理水が堀川に放流されています。

名古屋市上下水道局では、堀川水質浄化の実験のため、11月1日から
30日までの1ヶ月間、放流する処理水に対して、飲み水を作るときに使うのと
同じ薬剤(凝集剤)を投入し、通常より透明度の高い処理水を放流することによって
堀川がどのようにきれいになるのかを観察しています。

 堀川1000人調査隊2005は、この実験の成果を市民の立場、市民の視線で観察・確認
しようということで10月の事前調査から活動を続けてきています。


 この日は、堀川1000人調査隊や、この企画を主催した名古屋堀川ライオンズクラブと
名古屋市の関係者約100名が名城下水処理場に集まりました。

 隊員たちは、名城下水処理場から放流されている水の透視度やCOD値を調べたり
「鈴木ダイビング調査隊」が潜水して撮影した堀川の水中映像の中継をモニター画面で
確認したり、名古屋工業大学、名古屋市立工業高校、名古屋市立工芸高校、三協みずすましの
それぞれが操作するエコロボットによる堀川の水質調査を見守ったりしました。


 
 この日の調査では、放流されている水そのものの透明度がかなり高いことを隊員が
確認しました。


 しかし、放流口付近の潜水調査では、水底のヘドロを巻き上げてしまうせいか
10月の実験開始以前と比べてもあまり水中の透明度は改善していないことがわかりました。


 ただ、このあと上流の猿投橋での潜水調査では、上流部の透明度は相当改善されている
ことも同時に確認されました。


 各調査隊は、このあとそれぞれがいろんな地点に分かれて思い思いの調査を実施しましたが
名城下水処理場の下流でも透明度が改善され、水底が見えるようになったというような報告が
多数寄せられており、今回の実験が堀川の透明度改善にかなりの効果があったことが
指摘されています。


 なお、この日は名城下水処理場以外の地区でも約100名の調査隊員が清掃活動や
調査活動、啓発活動などを実施、多数の市民が堀川浄化のために活躍しました。

 調査活動は12月15日まで続け、その成果は来年発表する機会を設ける予定です。

 
 名城下水処理場に集まり、気勢をあげる
 堀川1000人調査隊2005の隊員


 名城下水処理場からの放流水を一斉に調査
 テレビカメラもはいりました。


 水のよごれを示すCOD値を測定しました




 透視度計で放流水の透視度を測る隊員。
 放流前の透視度は100cmをこえていますが
 この日、放流直後の水中ではされると50cmに
 下がってしまいました。


 人気のホリゴンも調査を応援



エコロボットの設置を手伝う、
  北区役所隊、黒川ドリーム隊


 左手前
   名古屋市立工業高校隊のEco Strider号
 左奥
   名工大隊 Jewel Fish 号
 右手前
    三協みずすまし隊 みずすまし号
 右奥
   名古屋市立工芸高校隊 堀功1号


 
 エコロボットの調査活動の説明をする
 名古屋工業大学 武居先生








 下水放流口付近に潜水して調査する
  鈴木ダイビング隊 鈴木隊長


 水中カメラの中継画面をたくさんの隊員が
 熱心にのぞきこんでいました。


 この日の様子は、東海テレビ(1チャンネル) メーテレ(11チャンネル)の
ニュースでも放映されました。
 また中日新聞でも取り上げられました。






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