堀川の魚などを守る水



 堀川は自然の川のように、山からしみだした水が集まって流れている川ではありません。
庄内川から水を取り入れていますが、それには法律による制限もあり、また庄内川の魚などの
ことも考えながら取り入れなければいけませんので、自由に流せるわけではないのです。

 平成13年(2001)7月から、堀川上流部(黒川)の魚や植物などを守るために、庄内川から
毎秒0.3立方メートルの水が流されるようになりました。

 しかし、この水だけでは不十分で、庄内川にすむ魚が卵(たまご)を産む時期など水を
取り入れられない期間もあります。

 このため、長く使われていなかった守山区にある
瀬古(せこ)の井戸(いど)に水中ポンプを
つけて利用できるようにしました。
 井戸からくみ上げる水は、毎秒0.02立方メートルと少ないですが、ひじょうにきれいな水が
堀川にそそがれています。

   (CD 堀川ミュージアムより転載)
  
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