堀川を清流に
  名古屋堀川
  ライオンズクラブ



      チャーターナイト 10
   (10周年記念事業)   


 
  

   名古屋堀川ライオンズクラブが、設立10周年記念事業として

    堀川狂言会を開催しました。

    午前の部・午後の部の公演に、あわせて、1,200名の市民の方々が
   観劇に訪れました。

     日時  平成25年4月6日(土)

     場所  名古屋市中区 能楽堂





平成25年4月10日記述

    平成25年4月6日(土)、名古屋堀川ライオンズクラブは、設立10周年の記念事業として
   名古屋市中区の能楽堂で、「堀川狂言会」を開催しました。

    午前の部・午後の部の公演には、あわせて約1200人の市民の方々が観劇に
   訪れてくださいました。 

    この様子が、中日新聞に掲載されていましたのであわせてご紹介させていただきます。

    狂言会のあとに行われた式典には、愛知県知事、名古屋市長にもご臨席をたまわり
   祝辞をいただきました。

    式典のあとに能楽堂に併設のレストラン「城」でおこなわれた、ささやかな祝宴には
   地元のたくさんのライオンズクラブの方々に加え、友好クラブの富山いきいきライオンズクラブ
   の方々にもご出席いただきました。

    また、日ごろ当クラブの活動に多大なご協力をいただいている、堀川で活動をされている
   市民団体、大学関係者などにも、たくさんご出席をいただきました。

    総勢、約150名の方々に、名古屋堀川ライオンズクラブの10周年をお祝いしていただくとともに、
   これからの当クラブにの活動についても、叱咤・激励の言葉をたくさん頂戴し、メンバー一同、
   心を新たにして、堀川の浄化・美化、そして堀川を活かしたまちづくりにまい進してゆく決意を固めました。

    この記念事業には、本当にたくさんの方にご協力いただき、またご参加をいただきました。
   心より御礼を申し上げます。


中日新聞  平成25年4月9日(火) 朝刊より


日本経済新聞 平成25年4月11日(木)夕刊より


新作 堀川狂言 「冥加さらえ」の一シーン


狂言会のあと、能楽堂で行われた設立10周年の記念式典


式典で挨拶をする、名古屋堀川ライオンズクラブ 小出栄一会長



平成24年9月17日記述

  下記のように、中日新聞に関連記事が掲載されましたので、ご紹介します。


中日新聞  平成24年9月17日(月) 朝刊より






以下は、平成24年8月15日記述の関連記事です。


  下記のように、中日新聞に関連記事が掲載されましたので、ご紹介します。


中日新聞 平成24年8月15日(水) 朝刊より






以下は、平成24年7月28日記述の関連記事です。


  下記のように、中日新聞に関連記事が掲載されましたのでご紹介します。


駐日新聞  平成24年7月28日(土) 朝刊より









  チャーターナイト10周年記念事業 
    『堀川狂言会』 の趣旨について           平成24年春

                                 名古屋堀川ライオンズクラブ  

名古屋の歴史と繁栄の礎(いしずえ)を担った堀川は、歴代藩主が愛し、
多くの民衆がこの川と共に生きてきました。

 木曽三川を下った材木が堀川を遡って新しい城下町を造り、日本各地を巡る
廻船から特産物が陸揚げされ、漁や花見や舟遊びに興じる民衆が集い・・・。

 かつての川辺は、まさに尾張藩の血脈としてにぎわい、喜びと希望に満ちあふれていたのです。


 ところが、明治以降、都市の近代化が進むにつれて、堀川は、その功績と存在価値を
徐々に忘れ去られ、昭和の戦後に至っては、その役割が排水路に落としめられ、
ともするとゴミ捨て場扱いをされてきました。


 悪臭漂う川面を眺めつつ、「ものづくり名古屋」を前面に打ち出して基幹産業の構築に
やっきになってきたこの数十年を振り返り、何かがおかしい・・・ 何かが間違ってないのか・・・・  
何かを忘れていないのか・・・と、何十篇も頭の中で繰り返し考えて、

「そうだ!我々は、この川から大きなお与えを頂いていたじゃあないか。」

「今度はお返しをしていかねば!」

と、気付いた40数名の老若男女が、汚れた川の浄化と再生に取り組もうと集い、
「名古屋堀川ライオンズクラブ」が発足しました。


 以来、我々は、多くの市民、NPO、行政のみなさんそして学識関係の方々と共に
様々な試みを実行し、汗を流してきました。

 その活動を通じて、堀川を清流にもどすためには名古屋の歴史を顧みること、
つまりは「温故知新」を御旗にし、今後も多くのみなさんと共に活動を続けていくことこそが
肝要と、メンバー一同痛感している次第です。


 そこで、創立10周年を記念して、「堀川に相応しい文化遺産を創造する企画」を
検討していた折、名古屋開府400年を記念して創られたという新作狂言「轍(ワダチ)」の存在を
知りました。

 この狂言は、キャストの一人が、堀川開削奉行を務めた福島正則の手下であり、
名古屋創成期の興味深いエピソードが数多く練り込まれています。 

 それは、長年にわたり堀川はじめ水辺の自然再生活動に関わられた作家の成果だとわかり、
納得しました。


 そこで、まずは「轍」を用いて、「開削当時の堀川」を伝えようということになりました。


 同時に、堀川の歴史を知らない多くの大人たちとこれからの名古屋を支えていく
子どもたちが、演じてみたくなるような、楽しく興味深い内容の「堀川狂言」も
創っていただこう!ということになり、その題材として、「冥加浚え(ミョウガザラエ)」を
提案しました。 「


 冥加浚えは、“ 神から与えてもらった冥加(ミョウガ)は、喜びと希望の汗でお返し
してゆくこと”という趣旨で、江戸中期の人々がこぞって参加した奉仕行事でした。


 我々は、芸処名古屋発祥の伝統芸能「和泉流狂言」の形式をお借りし、
江戸期に息付いていた庶民の気概を絡めて、堀川の魅力と都会の水環境を
保全することの大切さを広めていけたら素晴らしいのではないのか? 
という考えに至ったわけでございますが、市民の皆さんが「狂言」というものに
どこまで関心を持っておられるのか?という議論では、負の意見も多くでました。


 では、「堀川狂言」を文化財として、今後も事ある度に演じてもらうには
どうしたらよいのか?と、色々考え、出した結論が、

「初演は、狂言界きっての演技上手:名古屋の狂言師と、狂言の枠を超えたスーパースター
 野村萬斎氏と、名古屋の子供達とが一緒になってやってもらおう!!」というものでございます。


 和泉流狂言の源流はこの尾張の地。
 それは萬斎氏も心得ておられ、我々の趣旨に万事ご賛同いただき、ご出演を快諾いただけました。

 目下、多くの資料が読み解かれ、ちょっと不気味で愉快な『名古屋妖怪』の
狂言脚本が仕上がりつつあり、多彩な演出が練られる中、夏には子方(子役)
オーデションを行う予定です。

 今後は、多くの皆さまのご賛同とご協力をいただきながら進め、ぜひとも成功させたいと
メンバー一同節に願う次第でございます。

 何卒、御高配を賜りますよう どうぞよろしくお願い申し上げます。





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