ボーイスカウト名古屋第49団カブ隊の調査隊からの
自由プログラムの報告をいただきましたのでご紹介します。
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自由プログラム展開してきました。
3月21日(日)天候 晴 時間10時〜12時
場所:黒川 親水公園を中心として活動
活動目標:蜆の浄化作用をスカウトたちに理解させ、
名古屋の中心部を流れる堀川に清流を戻すことに
関心を持たせる。
10時 環境紙芝居を見せる。
家庭、工場から出る汚水が川に住んでいる生物に悪影響を及ぼし
川に住むことができなくなり、人間の出す汚水の元を止め水の大切さを
認識させ、川の生物と仲直りをする内容
10時10分
川の汚れの元は人間が出していることを認識し、堀川の水を汲み
用意してきた透明なビンに蜆と一緒に入れる。
準備したもの:日本の蜆 1kg 韓国の蜆 0,7kg
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蜆を入れるとき、日本の蜆 韓国の蜆 両方の蜆を別々のビンにいれる。
スカウトの声: 韓国の蜆と日本の蜆が喧嘩をすると大変だ!
蜆の色も違う!
汚れているのは判りますが、スカウトたちには思ったよりきれいな水と感じたようです。
スカウトに水の汚れをよく観察させハイキングに出発。
ほりかわを調べてみて(調査表をデンリーダーより説明してもらう)
場所:黒川親水広場〜名城下水処理場までの往復
時間:約1時間
調べること
どんな鳥がいましたか
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捨てられていたゴミ
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1、ペットボトル
2、スプレー缶
3、ジュース缶
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水の流れは
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1、はやかった
2、おそかった
3、ながれていない
思ったこと:
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水の汚れは
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1、 きたない
2、きれい
3、思っていたよりきれい
思ったこと:
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流れの方向
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1、上流へ
2、下流へ
3、ながれていない
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水のにおいは
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1、くさい
2、におわない
3、いいにおい
4、たいへんくさい
思ったこと:
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しじみで川の水は
きれいになるか
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しじみのビンをハイキングよりかえってみて
感じたこと
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上記の課題について説明を受け、組長を先頭に観察ハイキングに出発
親水公園→黒川北の橋を渡り堀川の北側を下水処理場まで
往復観察ハイキング。
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みんな元気です。
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下水処理場より処理された水が出ているところを見ているところです。
後方には東海テレビの取材班も見えます。
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鴨は数羽元気に泳いでいました。
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蜆を入れたビンが全て透明なきれいな水に変わっていました。
スカウトたちは声をあげ、びっくりしていました。
テレビの取材、1,000人調査隊ビデオ班の撮影もしていただきスカウトたちも
ハリキッテ、元気に活動をしていました。
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みんな一生懸命に蜆の入ったビンを覗き込んでいます。
スカウトたちの声
・堀川の水は臭い、汚い、汚れている、ゴミが捨てられている
・蜆が水を浄化するのは自分たちの目では初めてですので
みんな驚いていました。
・蜆が堀川に住めるようになりきれいな堀川になるとよい。
感想
今の子供たちは自分たちの近くの川(西区)は全て汚れており、
市内を流れる川は汚れているものと思い込んでいます。
(高齢者は昔を知っていますので清流に対する気持ちは大きいのですが)
ゴミを捨てない、出さないはよく知っていますが川の水がきれいになり
タモやヨツデをもって川で遊ぶこと、泳ぐことは殆ど頭にありません。
堀川を見てゴミが多く捨てられ、こんなものまで(長靴、靴)捨てられていると
ビックリの連続でした。
蜆が住める堀川になると、きれいな水(透明)になり、小鳥も、魚も喜ぶと
言っていました。
東海テレビ・ビデオ班の皆さん朝早くよりありがとうございました。
以上
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