堀川を清流に

 堀川1000人調査隊
  隊員レポート


           



 
  
ボーイスカウト名古屋第49団からのレポートです。

 

 調査隊事務局 御中

  お世話になっています。ボーイスカウト49団調査隊です
 活動場所(黒川親水ひろば)を紹介していただきありがとうございました。

  先日下見に行ってきました。

  一見安全に見えても階段にヘドロが付着し、雨天時には滑りやすく、
 子供たちを近づけるには問題があります。
  
  橋の下に行くと、川のくさいにおいが気になります。

  3月に蜆(しじみ)を使って子供たちとプログラムを展開したいと
 思っています。
  よろしくお願いします。

  下見の写真を送付します。


      平成16年2月9日(月)午後4時20分 堀川(黒川交差点)の現状。
      堀川の流れは下流より上流に流れていました。

      川には多くのゴミが浮かびゆっくりと上流に向かっていました。

       対岸は公園に整備され歩道も完備、
       スカウトが観察する場所としては適したところではないか、

       川の水が来るところまでは、ヘドロがこびりつき滑りやすいので
       スカウトには近寄らせないようにする。

       橋の上から見ていたときは、川の臭いも気になりませんでしたが
       下の公園に下りると異臭がしました。
                       (臭いヘドロの臭いかな)

       階段も水の来るところには、ペットボトル・ゴミ・ヘドロが付着しています。



         橋の下より上流部を見る。
        対岸は整備され一見綺麗ですが、近くで川を見ると
       ゴミが多く浮いています。


     上記の場所より川下を見る。
     
     近代的な螺旋道路、橋脚、対岸も整備されて黒川の交差点の下とは
    思われません。


      パリのセーヌ川を連想させます。 (セーヌ川は川幅が20倍ほどあります)

     ここでも臭いが気になります。

     清流がながれ鯉、フナ、蜆が住める環境にし、昔のように子供たちが
   水遊びできるようになれば・・・・・
 
     私達がゴミを捨てない、ゴミを拾い、汚水を流さない、汚水の原因を突き止め
   流さないように指導し、時間はかかりますが次世代には清流にして渡したいと
   思います。


           行政も花壇を作り努力は見られるのですが


     対岸は整備されています。
    上部にはゴミが浮かんでいます。

     パリの川ではもっと川幅がありましたがゴミは見られませんでした。

    私達みんなが子供の頃よりゴミを捨てない、持ち帰る心を「あたりまえ」にし
   次世代に受け継がねばなりません。

    堀川は、名古屋城築城のおり、名古屋城の石垣を運ぶために掘られた川です。

      当時は清流が流れ船下りも行われ対岸は櫻の花も咲き誇り、
      川にはめだか・フナ・蜆・鯉・やご・多くの水生生物が自生し
      子供たちの遊び場にもなっていた堀川。

   是非次世代には昔の良き堀川にして返したいと思います。

     長い年月で汚染された堀川、
       名古屋の真ん中を流れる堀川。
          名古屋の人々に愛される堀川、

    是非みんなの力で清流を戻しましょう。

    それには、蜆(しじみ)の住める堀川とし、
    自然に川が浄化できるようにしたいです。

                  ボーイスカウト名古屋第49団調査隊 隊長




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